図書館情報学と医療言語処理を専門とし、 筑波大学 准教授として知識と言葉のコンピューティング研究室 (KaLC Lab) を運営しています。
yadaslis.tsukuba.ac.jp
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SNSを活用したソーシャル・コンピューティングや自然言語処理の応用を専門とし、その経験を生かして現在は医療言語処理にも従事しています。 特に、臨床現場で書かれる電子カルテ等のテキストから医療情報をグラフとして抽出し、医療従事者同士および患者との情報共有を促進するシステムを研究開発しています。 診断内容が類似した読影所見を検索するシステムや、電子カルテにテキストで書かれた患者の治療歴をタイムライン化する HeaRT (特許出願中) などはその例です。 こうしたシステムの背後で動く言語処理モデルにはアノテーションされた訓練データ(コーパス)が不可欠ですが、私は複数プロジェクトに亘ってその仕様から策定し構築してきました。
専攻である図書館情報学においては、受動的にでも価値ある情報と出会えるデジタル環境づくりに関心を持っています。 「何を読めばよいかわからない」と悩む人々を読書へと触発する図書クチコミ推薦システム Serendy では、Twitter のようなSNS上で知人・友人が言及した図書の情報を届けることで、偶然の出会いを促進します。 学校図書館で働く司書による授業支援を手助けするシステム BookReach では、授業の単元に応じて関連資料を一覧しながら探せるようにして、思わぬ有用図書との遭遇機会を提供します。 2023年からは、がんなどの難病とともに生きる人々にとって心の支えとなるような図書を探せる病の体験記サーチも開発・運営中です。
2025年より、PIとして筑波大学に知識と言葉のコンピューティング研究室 (KaLC Lab) を設立しました。 医療や教育の分野で培った経験を基盤に、科学、産業、法律、経済、文化、芸術など、他の幅広い知識領域へと研究対象を拡大し、言語処理技術を核とした研究を推進していきます。
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博士(教育学) | 2020年4月
修士(教育学)| 2016年3月
教育実践・政策学コース 学士(教育学)| 2014年3月
理科二類 | 2010年4月〜2012年3月
非常勤調査員 | 2025年4月〜現在
准教授 | 2024年10月〜現在
副室長 | 2024年10月〜現在
招へい准教授 | 2024年10月〜現在
助教 | 2020年11月〜2024年9月
博士研究員 | 2020年5月〜2020年10月
研究員 | 2019年9月〜2020年4月
客員研究員 | 2019年5月〜2019年8月
特任研究員 | 2019年4月〜2019年8月
客員研究員 | 2018年3月〜2018年5月
学生インターン | 2016年10月〜2017年6月